。平成29年11月3日秋の伊吹山(弥高道)


■秋の紅葉の雰囲気を味わうには、伊吹山の場合は樹林帯の弥高か上平寺から登るのがよいと思います。そこで、今回は弥高から登りました。最初の林道出合までは相変わらず、歩きにくい道でしたが(弥高尾根の詳細)、弥高寺跡付近のススキは前回よりさらに綺麗に刈り払われて気持ちが良い広場となっていました。地元の方々が草刈りをされているのだと思います。いつもありがとうございます。弥高寺跡からは雑木林の紅葉が楽しめました。

■さらに正面登山道と合流してからは、七合目から下の黄・紅葉が綺麗な反面、頂上の草花は枯れ、茶色い草原となっていました。シカよけのAF柵もすべて網が下ろされ雪の季節に備えられていました。東遊歩道エリアのシカも下りたと思います。柵の網を下ろしていただいた伊吹山自然再生協議会の実動部隊の皆さまありがとうございました。シカの排除と侵入に一喜一憂した季節も過ぎてしまいました。また来年シカが戻る前にもよろしくお願いします。

■天野川を挟んで。


■弥高集落手前からの伊吹山。雲に隠れています。 08:41


■弥高平野神社前の秋桜。


■登山口へ通じる短い林道。


■登山道は相変わらず歩きにくい。





■林道を跨いですぐのお地蔵様。


■弥高寺跡。きれいに刈りはらわれています。


■普段は見晴らしがよい。


■しばらくは雑木林の紅葉を楽しむ。





■上平寺からの尾根と出合うと目前に雄大な伊吹山。





■5合目で正面(表)登山道と合流。





■今日も多くの登山者。それに引き換え弥高尾根は静かな登山を楽しめます。


■9合目


■AF規格柵は雪に備えて網を下ろし休業中。


■日本武尊像 11:32


■待っていた大展望。


■鈴鹿山脈


■御嶽山


■遠くに白山


■琵琶湖


■残念ながら北アルプスは霞んで見えません。


■養老山地(右)と関ヶ原の合戦の舞台の南宮山(左)





■笹又


■シカは下りたようです。





■少なくなった花


■ドライブウェイ駐車場からの静馬ヶ原





■西遊歩道。ドライブウェイご利用の観光客もたくさん。


■華やかな季節はまた来年。








■荒れた草原と豊かな草原を分けるAF規格柵


■下山します。 12:05


■弥高尾根の紅葉がきれいです。





■鷹がしきりに急降下と上昇を繰り返していました。








■5合目からの振り返り。再び雲に隠れる伊吹山山頂。


■秋の風





■杓子の森経由








■下山しました。 14:26


■三之宮神社


■田んぼの畔の花


■さらに駐車場所に向かって歩いていると、見知らぬお婆さんからすれ違いざまに声をかけていただきました。「山のぼったんか?」 「はい。」と答えると「寒かったやろ?」と。「今日は大丈夫でした。」とさらに答えると「ようがんばったな!」と言ってくださいました。特にがんばったわけではないのですが、他人からめったに言われることのない言葉をいただいて妙に嬉しくなりました。最後に「ありがとうございます。」と言って温かい後ろ姿を見送りました。少し寂しい秋の伊吹山でしたが、今日はお婆さんに心の隙間を埋めていただきました。





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