緊急報告!H30 東エリアへのシカ侵入


■平成30年5月20日、昨年に続きやはり東エリアニホンジカが確認されました。5月6日にはAF規格柵参考:山門水源の森シンポジウム)が設置されており、シカも確認できなかったので、かなり安心し、期待もしていたのですが残念です。

■昨年は一度に12頭ものシカを確認し驚いたのですが、今回は3頭です。柵は完ぺきに見えるのですが、いつ入ったのでしょう。柵を張る前にはいったのか、そのあとに網を噛み切って入ったのか。

■入っていないことを証明するのはむつかしいと5月6日にも思っていたのですが、入ったことはすんなり証明できてしまいました。東エリアには西エリアとは違って広い灌木帯があります。そこが隠れ場となって、発見を遅らせてしまいます。追い払いを行っても逃げ場になるでしょう。いっそのこと、灌木帯の周りを囲って入れなくしてしまいたいくらいです。

■シカには罪はありませんが、オオバギボウシやニッコウキスゲの群生はしばらく見られそうにありません。


■この写真を撮った時にはシカはいないと思っていました。しかし、あとで拡大すると、しっかり2頭が写っていました。


■拡大


■上の写真を撮った時にはシカがいることに気づかず、安心していたのですが、そのあと、この写真にようにどう見ても新しい動物の足跡があっておかしいと思い、さらに注意して見ていくとやはりいました。


■3頭目です(現地ではこれが1頭目と思っていました)。しばらく悠々と草を食べていたのですが、こちらの気配に気づいてこちらを窺っています。


■拡大。灌木帯に何頭いるのかわかりませんが、これ以上侵入していないことを祈るばかりです。



追記 H30.6.17現在
■やはり、3頭ではありませんでした。6月17日に6頭を確認しました。1頭は立派な角を持ったオスジカでした。群れを守るように周りを警戒しているように見えました。AF柵も所々破れていたり、下から持ち上げられてペグが抜けていたりして、前途多難です。






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