令和元年12月1日釣瓶岳意外と好展望


■比良山地の蛇谷ヶ岳と武奈ヶ岳の間にある釣瓶岳(1098m)。彦根から見ると頂上のみとんがって見える山。山渓のガイドブックでは、頂上は樹林の中で展望がないと書いてあり、いまいち登る気になれなかった山ですが、登ってびっくり。頂上までの登りで、琵琶湖の絶景が待っていました。頂上を少し越えた南側からは武奈ヶ岳が近くに見えましたが、道に雪もあり、今回はやめました。

■主尾根に出てから頂上まで裸地化しており、しかも雪が溶けてぬかるんでおり、非常に滑りやすく、注意しながら上り下りしましたが、下りで転んでしまいました。かつてはここも笹原だったとのこと。シダとヒカゲカズラ?ばかりで鈴鹿北部でよく見る風景でした。ここも鹿の食害で植生が破壊された。

■当初、ガイドブック通りに栃生からの往復コースを撮るつもりでしたが、GPSの地図を見ているうちに、北の地蔵峠から村井に下りる道が書かれており、時間もあるので、そちらを通って下りることにしました。しかし、行ってみて少しがっかり、林道でした。でも、おかげであの鷹に出合いました。



■登山口の近く、安曇川対岸(左岸側)に駐車スペースを見つけ、ここから出発。 09:39


■橋を渡って少し左に進むと、登山口の標識があり、山側へ少し車道を上った所にある標識から登山道は続く。この手前にも駐車スペースがあった。ここを利用してもよさそう。


■秋の日差しの中を登る。





■ぶれてしまったけど、リスが横切った。


■直進(地蔵峠方向)は通行止め。


■よく踏まれた良い道。


■もう一つのトラバース道も通行止め。


■尾根に出る。


■一番奥は武奈ヶ岳?


■枝尾根から狩猟線へ。琵琶湖北部が見える。その手前に蛇谷ヶ岳。 11:03


■北西〜西には嶺南の山々。


■目指す釣瓶が岳。ガイドブックにはかなりの急登と書いてある。ここも昔は笹原だったとのこと。ニホンジカによる植生破壊。


■東には沖島


■リトル比良の向こうには伊吹山と、右側に霊仙、御池岳


■ガイドブックに書かれているほどの急登でもない。しかし、融雪でぬかるんだ道は滑りやすい。


■伊吹山からの琵琶湖も美しいが、ここからも素晴らしい。


■棚田で知られる「畑」の集落が見える。


■滑りやすい斜面を慎重に。頂上はすぐそこ。


■立派なブナ


■樹林に囲まれた頂上に到着。東側は芦生杉。 11:42


■少し進むと主峰武奈ヶ岳が迫る。行きたい衝動に駆られるが、滑りやすい斜面を考えると、時間的にやめておいた方が無難。


■ズームすると見慣れた標柱と、休憩される登山者。


■下山開始 11:50





■遠く薄く若狭富士(青葉山)


■ズーム


■琵琶湖をよく見ると多景島と手前に岩の島沖の白石(しらいし)


■ビワイチの標識。ここもトレランの道なのか。


■元の枝尾根には戻らず主尾根を地蔵峠方向へ。





■地蔵峠。ここからの下山後方向は想定外の林道。 13:06


■お地蔵様


■下るほどに紅葉が輝く。











■畑の集落から続く舗装路と合流。 13:55





■ふと見上げると大きなタカ。


■幅広の翼





■黒っぽい頭部。縞模様の翼。


■ここにもいるんですね。クマタカ。





■川沿いを下る。





■村井フィッシングセンター


■鯖街道に合流。あとは駐車場所まで。 14:15





■安曇川を渡り駐車場所まで。 14:48


■ここにも!と思ったらトビだった。次は武奈ヶ岳まで行ってみたい。


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