平成26年6月8日伊吹野 里の風景と小さないきものたち・・・


■本当は初めて弥高尾根から伊吹山を目指すつもりでしたが・・・弥高の集落を越えたところの登山道に入ったとたん、ヤマビルの団体さんに襲われました。結局ヘタレて伊吹山の麓の通称伊吹野をウォーキングすることにしました。弥高尾根は別の機会にヒルよけをもって。伊吹山にこんなにヒルがいるとは聞いたことがなかったのですが。ただし、これまで正面登山道や笹又道を何度も歩きましたが出会ったことはありませんので、ここだけのことかと。

■ヤマビルがいるとは知らず、弥高尾根を目指しています。


■ここからが登山道・・・少し荒れ気味だなと思いつつ入って行きました。ふと気がつくと靴にヒルが!周りを見ると鎌首をふらふら揺らしながら近づいてくるヒルヒルヒル・・・ 写真も撮らずに逃げ出しました・・・

■いきものは好きですがこれは苦手です。別ルートとして林道を歩いて弥高寺跡のすぐ下に出る方法もあるようですが、この時は気づきませんでした。


■気分がへたれてしまいましたので、伊吹野のウォーキングに切り替えました。


■姉川に出てしばらく川沿を歩きます。「姉川の合戦」の舞台です。


■横山という小さな山に続く丘陵の周りを散策します。看板の下の田園地帯を右(南向き)に進みます。


■田んぼの緑が綺麗です。


■麦の穂も輝いています。


■町に出ると、ところどころ歴史を感じさせるものが見られました。





■丘陵にあるトンネルを西の石田町から東へ抜けると視界に伊吹山がどーんと迫ります。石灰鉱山がなければなぁといつも思います。石田町は石田三成誕生の地です。


■平凡な用水路ですがよく見ると小魚がたくさん。写真に小さく写っているのはアブラボテ。





■田んぼの中にもカワムツのペアが。産卵場所を探しているのでしょうか。


■もっと小さな生き物が・・・ホウネンエビです。


■拡大してもはっきり見えませんが・・・おなかを上に向けてゆっくり泳いでいます。


■こちらはオタマとカブトエビです。私の実家の大阪にも昔はたくさんいたのですが今はほとんど見られません。田んぼ自体が少なくなりました。


■見たことのないチョウがいました・・ふらふらと飛んでおり調子が悪いのかと思いましたが。


■尾が長い白いアゲハチョウです。


■まさかと思いましたが、簡単につかめてしまいました。このあと離してやるとまたふわふわと飛んでいきました。綺麗なチョウですが、子供の頃昆虫図鑑を目を皿にして眺めていた自分でしたので、どうも見覚えがなく違和感がありました。後で調べるとホソオアゲハという外来生物法で要注意外来種に指定されているチョウの可能性が。だとしたら逃がさない方がよかったのかな。ギフチョウにも似た美しいアゲハでした。


■最後に伊吹山。鉱山を隠し気味に撮ってみました。

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