平成31年2月24日杉坂峠と福寿草


草川啓三さんの花の写真集を参考に、伊邪那岐命が降り立ったとの伝承がある多賀町の杉阪峠から廃村の保月にかけてウォーキングしました。今日は舗装林道のみです。

■多賀大社の御神木に久しぶりに訪れましたが、改めて見るとやはりとても立派な大木でした。樹齢400年とのことで、伊邪那岐命が刺した杉の箸が成長したという伝承とは矛盾しますが・・・その子孫かもしれません。

保月は廃村ですがけして廃墟ではありません。村人の姿は見ませんでしたが、よく手入れがされているように感じました。おそらく土地の所有者の方々が手入れされているのでしょう。

■少し小高いところにある小学校跡で遅めの昼食をとりながら周囲を見渡しても黄色の花は見当たりません。たまたまいたキツネを眺めたりしながら、ほぼ諦めかけていたのですが、ふと日当たりのよい土手のようなところを見るとぽつりぽつりと黄色の塊が見えます。これはと思い、近づくと、やはりありました!

■初めて見ましたが、セツブンソウに比べたらやや大柄で、光沢を帯びた黄色の花弁の美しさには驚きました。ぜひ、守っていきたい花です。おそらく、村人もこの花を見て、春の訪れを感じていたのでしょう。大切に守ってこられたのかもしれません。守りたい花です。

■林道は一車線分しかなく、曲がりくねっており、車で行く気になれない。


■栗栖の里から始まる林道


■小さな渓流沿いに登る。








■所々で視界が開ける。





■杉坂峠


■多賀大社御神木

















■さらに奥へ。


■杉の集落跡


■分岐。右高室山、左保月。


■ドリーネ?


■伐採されたところに出る。何の小屋?


■高室山が見える。


■お地蔵様?にも真新しい花が添えられている。





■石灰岩地らしい風景


■保月が見えてきた。


■小学校跡。子どもたちの声が聞こえてきそう。


■鍋尻山を見ながら昼休憩


■動くものがいる。キツネでした。


■ありました。


■土の上に花が落ちているように見える。


■光沢があって美しい。花弁じゃなくて萼片かな?


■土手上の所にぽつりぽつりと咲いている。


■美しいけれど毒草。





























■たしかに幸せな気分にしてくれる花だった。


■お寺


■跡はぐるっと回って下山。


■パトカーが行ったり来たり。不穏な雰囲気。


■霊仙の馬の背のような稜線が見える。





■荒れた林道


■例のごとく粗大ゴミ


■歩くのに飽きて暇つぶし。


■昔、よくイワナ釣りに来た白谷との出合。


■ネコノメソウ


■落石があって振り向くと猿


■水が伏流








■参拝してみる。


■岩登り。短い登りながら急で危険。滑落防止にカラビナにロープを通す。





■こんなところで修行なんて。


■林道に戻る。


■伏流水が湧き出ている。


■こちらでは、大岩の下から水が湧き出ている。








■なぜだか「ほっ」とする。


■再び地面に吸い込まれる水。


■河原にも神様


■コバルトブルーの水








■河内の集落を抜ける。





■ここにも山の神様


■猫のお化け?


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