伊吹山を中心に写真を納めました。
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令和2年12月20日雪の三島池とエナガ
令和2年12月5日山本山のオオワシ
令和2年12月19日鶴見緑地のスズメ
令和2年2月29日桧峠のキツネと浄安杉
平成31年2月24日杉坂峠と福寿草
平成30年10月20日ビワマスと密漁
平成30年7月29日 ヒグラシの羽化
平成30年7月14日琵琶湖のコアユ
平成30年7月8日 ワタカのいる小水路
クマとの遭遇について その2
クマとの遭遇について
平成29年7月16日カキラン
平成29年5月21日ムカシヤンマ
平成29年3月12日セツブンソウ
平成28年9月21日彼岸花
平成28年6月13日雨上がりのカタツムリ
平成28年6月10日アワフキムシとコアユ
平成26年8月31日山室湿原
平成26年6月8日伊吹野
桜と梅
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その他(公園、湿地など)
平成30年10月20日ビワマスと密漁
■琵琶湖にはサケ科の固有種
ビワマス
Oncorhynchus
sp.
がいます。サクラマス(ヤマメ)やアマゴ(サツキマス)の近縁ですが、未だに学名上の種名が確定していません。
■ビワマスもサケ科の多くの魚と同じように生まれた河川に遡上し産卵するようです。産卵期は10月〜12月上旬です。雌が河床を尾びれで掘ってくぼみを作り、そこに産卵し、同時にペアとなったオスが放精します。その後、雌が尾びれで河床の砂利をかけて埋めてしまいます。そのため、産卵後の雌は尾びれがボロボロになって、まもなく力尽きて死んでしまいます。オスは、雌の奪い合いで他のオスを追い払おうとし、他のオスにかみついたりかみつかれたりして、こちらも体がボロボロとなって、そのうち死んでしまいます。
■約一ヶ月半で卵はふ化し、仔魚はお腹の栄養(卵黄)を消化しながら、砂利の間で稚魚になるまで成長し、お腹の栄養がなくなると砂利の間から出て泳ぎだし、自分で餌を探しながら、梅雨の頃まで川の中で成長します。
■そして、梅雨時期に雨で増水する頃に徐々に下流に移動し琵琶湖に降り、琵琶湖の水温躍層付近の水温が20℃以下の層を中心に泳ぎ回り、3〜5年、固有種アナンデールヨコエビや、アユなどの小魚を食べながら、40cm前後に成長します(大きなもので70cmくらい)。成熟すると生まれた川を中心に遡上して産卵します。
■雨が降って川が増水すると遡上することから、
「あめのうお」
とか「あめのいお」という別名を持っています。
■再発見で有名になった
クニマスと同等の価値
を持つ貴重なサケ科魚で、産卵期の10月〜11月は禁漁となっています。
■ところが、せっかく産卵遡上したのに、
密漁が、半ば堂々とあちこちの川で行われ
、人工ふ化をして、放流しなければ絶滅してしまうのではないかと危機感を持っています(県漁連が毎年放流しているそうです)。
■私も、何度か
密漁の現場に遭遇
し、注意したことがありますが、大概、すごまれてしまいます。数年前、たまたま密漁をしようと投網を持ちながら、橋の上からビワマスを狙っている数人に声をかけたら、
囲まれてしまいました
。魚を捕る前でしたので、多少の口論ですみましたが。その時の輩のいいわけが
「ため池で鯉をとるために投網もっとんじゃ!だまっとれっ!なんなら警察呼んで話するか!」
ですって。ビワマス捕った後なら喜んで警察呼んだのに。
■聞くところによると、
滋賀県警も最近は、ビワマスの取り締まりに力を入れている
そうで、今度、現場を見たら警察に通報しようと思っています。
■前段が長くなってしまいましたが、滋賀のある川でビワマスが遡上し雄が雌の取り合いをしていましたので、写真に収めました。
密猟者に捕られずに無事に産卵してくれることを切に願わずにはおれません
。
■婚姻色が出ている。
■雄同士けんか中
■雌が穴を掘っている付近は石が白っぽい。
■小さめの雌1匹に雄3匹
■手前の小さめのビワマスが雌
■雄も雌も疲れるでしょうね。
■命の最後の輝きと言えるかな。
■それなのに、密漁が横行している。警察に通報しましょう。ビワマスと警察頑張れ!
https://youtu.be/5hA6lOzT19k
←3匹の雄と1匹の雌
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