令和2年3月21日猪臥山と白山長瀧神社


■雪が少ない猪臥山(1519m)をつぼ足で登ってみました。過去に2度、北側の小鳥峠からテレマークで登ったことがある山です。雪が多ければ、今日もそうするつもりでしたが、卯ノ花街道のトンネル付近の斜面にはほとんど雪がなく、「こりゃ駄目だ」と、南側からの夏道でのつぼ足に切り替えました。

■こうして、猪臥山に登って白山も眺めてきたのですが、それよりも印象に残ってしまったのが、帰りに立ち寄った白山長瀧神社です。当然ながら、参拝が主目的なのですが、オウレンが咲いている頃なので、それを撮るのも目的でした。参拝した後、一通りオウレンの大群落!を写真に収めた後、何気なく拝殿に足を進めると、誰もいないと思っていたのに、奥の部屋?から巫女装束の方がお出ましになり、話かけてくださいました。ご自身で「おばあさん」だとおっしゃっていましたが、とてもそうは見えません。本当は、以前にたまたま居合わせた団体さんに紛れて、宮司様とこの方のお話を拝聴したことがあって(後に宮司様の奥様と判明)、お話を聞くのは正確には2回目でした(その時は、ほとんど宮司様のお話でしたが)。

■色々なこと、例えば白山の千蛇ヶ池からの湧水のこと、御祭神のこと、三馬場のこと、そして、不思議な杉の木の「光の譲り合い」のこと。もっと、お話しが聞きたかったのですが、舞台の床の上に正座されていたり、私の様に単に神社好きなだけで、信心が厚いわけでもない人間に対して申し訳ないやら、照れくさいやら。別れ際にはお下がりのお酒までいただいて。うれしくて帰りの車の中でも、猪臥山のことはそっちのけで、このことばかりで一杯でした。本当にありがとうございました。

■沿面9.6km、累積標高1196m、4時間6分の行程


■トンネル手前(南側)の駐車場。 09:16


■雪の踏み跡に従って進む。


■伐採地の広場


■渡渉


■渡渉すると林道へ。


■右折登山道の標識


■尾根道になる。





■主尾根に合流。頂上方向へ左折。右にも大回りに周回する夏道があるはずが、踏み跡なし。 10:24


■頂上は間近


■頂上手前の祠の手前の広場で先行の人たち10人くらいが昼休憩をされていた。そのまま進む。


■少し下ってから頂上へ。


■頂上 かわいい雪だるま。 10:24


■牧場がある小鳥峠方向。


■北アルプスは雲がかかってよく見えない。


■乗鞍岳


■御嶽


■白山はくっきり。


■かつて小鳥峠経由で登り、テレマークで滑り込んだ斜面は雪が少なく藪が出ている。


■少し下りる。


■ブナの大木の下で10分ほど休憩。


■エナガ?


■広い明るい尾根


■この見晴らしのいい場所から左折。


■白山ともしばらくお別れ。


■踏み跡がなければ迷いそうな広い尾根。


■少しのアップダウン


■さらに下ると雪がなくなった。


■尾根から急降下すると登山口。元の登山口よりもさらに南。ここにも駐車場あり。 12:40


■右の尾根道は通っていない。左右の主尾根に挟まれた谷道を通って登った。


■車道を歩いて元の駐車場へ。


■頂上周辺が見える。


■元の駐車場 12:59


■帰り道 ニホンカモシカ


■クマ棚の様なものがあちらこちらに。


■これもかな。荘川あたり。


■スキー場に蝕まれた大日岳。といっても、私もずいぶんお世話になった。


■白鳥。白山長瀧神社の梅











■境内の山側のあちらこちらに、小さなオウレンの花が満開





■ありがたいことに、宮司の奥様(巫女様?)から、お下がりのお酒をいただく。


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