令和2年1月5日男鬼入谷城跡


■以前、報告した彦根裏山の不思議空間のうち、まだ足を踏み入れたことがなかった男鬼入谷(おおりにうだにorおおりいりや)城跡を正月休み最後の日曜の午後を利用して訪れてみました。

■以前は、この一帯にはほとんど標識もなく、巡視路の目印らしきテープとGPSを頼りに歩いていたのですが、最近、どなたかが、わかりやすい標識や赤テープを設置してくださり、ずいぶん登山道らしくなってきました。ありがとうございます。

■途中、いつものように比婆神社に参拝し、比婆山を越えて、赤テープに従い入谷城跡に到着しました。思ったより広い曲輪跡やしっかりした堀切があり、勇壮な雰囲気を醸し出していました。

■しかし、なぜ、このような深い山中に山城を築く必要があったのか不思議に思いました。後で調べると、築城者も築城年代も定かでないとか。関連の文献?に男鬼城主川原豊後守という名があるという程度で、歴史上も無名の城と言ってよいようです。さすが不思議空間。楽しい裏山です。

■男鬼峠に駐車。どなたかが付けてくださった登山口を示す赤テープが見える。 12:46


■今回は、その登山口からではなく、いったん林道を東へ下り廃村の男鬼町手前の比婆神社の参道から登る。比婆神社の最初の鳥居。


■薄暗い林の中の二つ目の鳥居。八百万の神々の存在を感じる場所。


■ありふれたキノコですが、自然の造形の美しさに思わずカメラを向ける。





■比婆神社の、小さいけれど美しいお社。背後の磐座に御祭神の伊邪那美命が御座す黄泉国への入り口である「黄泉津比良坂」へ通じる風穴があると(勝手に)想像する(風穴は実際にあるらしい)。古事記では伊邪那美命が火の神を産んだために焼かれて落命された後、葬られた場所が中国地方の比婆山とのこと。ここ、比婆山と関係があるのかどうかわかりませんが、夫である伊邪那岐命が降臨され鎮座されたとされる多賀の地に接しており、神話のロマンを感じる。


■比婆山から見た霊仙。鈴鹿山脈で御池岳と並んで最も早く雪化粧をする山。なだらかなピークが並んで優しい山容が白山のよう。勝手に「近江白山」と名付けてみる。


■立派な標識があちらこちらに付けられている。味のある手書きの標識。


■比婆山を南へ通り抜け、大岩が出てきたところで左折(東へ)。赤テープはずっと続く。かつてはなかった。この大岩も休憩ポイント。木の葉が落ちたこの時期は眺めも良い。


■鍋尻山と御池岳が間近に。


■テープに導かれて歩く、歩きやすい尾根道


■急登の場所にはトラロープが張られている。


■登り切ると雑木の平らな広場。曲輪跡と思われる。


■伊吹山が見える。


■堀切と思われる切り欠き。


■主曲輪?男鬼入谷城跡の標識。案内板はなし。 14:02


■越えたところにも堀切と思われる切り欠き。高取山まですぐとの文字。高取山に向かう。


■右手は植林。雪が増えてきた。


■高取山673mの標識。男鬼入谷城の別名が高取山城。犬上川沿いにも同名の山がある。まだ尾根沿いにテープがあり進んでみる。14:40


■尾根が広がった。まだ続く。


■ブナ?


■688mピーク。さらにその先にピークが見えるので行ってみることに。 14:16


■もう一つのピーク。カルンフェルトの台地。 14:20


■テープはさらに尾根上を下っているが、ここで引き返す。霊仙の汗ふき峠から流れる大洞谷へ降りれるのかもしれない。


■太陽が眩しい


■寒さの中にも命を感じる場所





■比婆山に戻る。ここから西へ。 14:57


■ここにも立派な標識


■ビューポイントの鉄塔下からの伊吹山。6合目くらいから雪があるように見える。


■同じく、湖北。今日は風が強く湖面に模様ができている。


■尾根が交わるところから南へ。おそらく旧採石場の構造物の上を歩く。


■広い台地に出るとすぐにイワス頂上。


■イワス頂上からは湖東平野が一望。


■眼下には採石場跡。割と近くから猟犬と思われる犬の吠える声が聞こえる。そういえば、車で男鬼峠に向かう途中で、猟犬のケージを積んだ軽トラから下りて準備する散弾銃を抱えた2人とすれ違っており、その犬かもしれない。シカと間違われてもまずいので早々に下山することに。そういえば、その人たち、いつものオレンジのチョッキを着ていなかったけどいいのかな。


■男鬼峠へ下山。ここにも登山口の標識。なかなか楽しい不思議空間だった。


■沿面8.7km、2時間46分、累積標高746mの行程


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