平成30年6月24日夜叉丸ニッコウキスゲの群生とヤシャゲンゴロウ


ニッコウキスゲが群生するという両白山地南部の夜叉ヶ池とその少し先の通称夜叉丸へ福井県側から行きました。登山道としては岩場を登る岐阜県側からの方が楽しいと思いますが、福井県側は整備された登りやすい道です。

■福井県側からは2度目ですが、ニッコウキスゲの群生を目にするのははじめてで、斜面を埋めるように咲いている姿に想像はしていましたが、感動しました。感動と同時に、伊吹山の瀬戸際のニッコウキスゲを思うと複雑ではありました。登山道から見る植生が豊かな斜面を見ていると、やはり雪の多さがシカの増殖と侵入を拒んでいるのかもしれません。伊吹山もかつては雪の多い山だったはずですが。これも温暖化の影響でしょうか。

■ここにしかいないといわれるヤシャゲンゴロウも元気に泳いでいました。

■往復8.4km、4時間6分


■到着が遅かったこともあってすでに車が駐車場から溢れている。9:55


■登山口の鳥居


■豊かな水と杜


■可憐なコアジサイ





■ウリノキ


■ヤマボウシ


■谷道から尾根道へ


■タニウツギ


■サワフタギ?


■主稜線が見える。





■目的の一つ夜叉ヶ池 11:12





■アカハライモリ


■よく見るとたくさんのモリアオガエルの卵塊


■ヤシャゲンゴロウがお尻を突き出して空気をため込んでいる。


■主稜線にでると岐阜県側の斜面にはニッコウキスゲとイブキトラノオの大群生





■岐阜県側は急傾斜


■ニッコウキスゲだらけ。





■夜叉丸へ


■北側には三周岳が見える。藪漕ぎで苦労した山。


■かなり険しい。








■岐阜県側


■夜叉丸到着。少し藪漕ぎしながら進んでみる。11:34


■このまま行けば三国岳(右端)にいけるが、この藪を漕ぐ勇気がない。引き返す。


■高度感満点





■ちびっ子クライマー。かっこいいぞ!


■岐阜県側の谷筋にはコバイケイソウ


■しばし見とれる。











■崖にもニッコウキスゲ














■団体さんから記念写真を撮るのを頼まれる。うまく撮れたかな。また、どこかの山で。





■もう少しのんびりしたかったが、12時を超えているので下山開始 12:32


■傷つけられたブナ


■枯れるまで人間の恥を刻む。


■多くの生物を育てる命の木





■ニッコウキスゲと比べると地味だが美しいササユリ





■成長したヤブレガサ





■下山完了 13:49


■美しい(と思う)蛾


■林道脇のオオバギボウシ。かつての息吹山にはこれの大群生地があった。今はシカの食害により細々と残っているのみ。


■広野ダム


■休憩所に穴がたくさん。アリジゴク(ウスバカゲロウ)かと思ってみていると、ハチの頭。ジガバチの巣だった。


泳ぐヤシャゲンゴロウ https://youtu.be/VfgRXQJlseA

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