平成30年5月5日御池岳 ノタノ坂経由


■当初御池岳(1247m)にT字尾根から登るつもりでしたが、もうすぐ登り口というところで、林道が崩壊しており工事通行止めになっていました。初めての道でしたので気合が入っていた分、気持ちが萎えてしまいました。しかし、気を取り直して、ノタノ坂経由の往復にしました。ノタノ坂も初めてです。

■御池岳の頂上台地は相変わらず広々として、気持ちがよいのですが、かつて道に迷うほどの笹原だったことを考えると、複雑でした(実際に背の高い笹に阻まれて方向が分からなくなったことがありました)。ここまで植生を変える増えすぎたニホンシカの捕食圧はなんと恐ろしいことか。鈴鹿北部や伊吹山が増えすぎたニホンジカの強度の捕食圧を受け始めたのが平成20年代に入ってからのようです。

■また、林の下など、いたるところでコバイケイソウがたくさん生えており、シカが忌避する植物にとっては良い環境なのかもしれません。ニリンソウはそこかしこで咲いていました。これはシカには強そうです。

■往復14km、4時間40分


■T字尾根へのとりつきを探して歩いていると突然道がなくなった。


■引き返しノタノ坂へ。11:03


■川が道を越えている。


■すれ違った釣り人二人。全然つれなかったそうです。川の大きさに比べて釣り人が多すぎる。


■堰堤手前の鉄橋を越えると登山道。


■はじめは植林の尾根。


■フモトスミレ


■御池岳の頂上台地の南端が見える。


■イワカガミが群生


■あれを登る?


■新緑を照らす太陽が眩しい。


■土倉岳を右折


■藤原岳へつづく尾根


■北にはボタン淵の岩肌


■笹の立ち枯れのように見える荒涼とした尾根。


■その中でも目立つニリンソウ。


■ヤマルリソウも。





■タチツボスミレ


■ハコベの仲間?


■キランソウ?


■ハクサンハタザオ


■頂上台地へ。 12:43


■伊勢湾方向


■琵琶湖方向


■荒涼とした雰囲気。


■若々しいオオイタヤメイゲツの葉


■笹が一本もない。


■笹が茂っていると池も見つけにくかったのですが。


■広々として気持ちよい。けど・・・


■ボタン淵から滋賀県側 13:01





■かつて、ボタンぶちから頂上へ行くのに背丈ほどある笹に視界が遮られて迷いかけました。今日は簡単に頂上へ。13:11


■はなびらが多いニリンソウ


■ネコノメソウの仲間


■弱々しいホソバノアマナ


■コバイケイソウも増えたような。シカには強そう。


■ヤマエンゴサク。これも有毒らしい。


■植生回復にはシカを防除する必要


■養老山地


■霞む伊吹山


■柵の中では笹が育ちつつある。


■荒れてていやだなぁ・・・


■藤原岳


■鈴鹿山脈の脊梁


■石灰岩の台地





■これにて下山


■色が濃い








■林道まで下山。釣れないだろうなぁ。 15:03





■帰りに道の駅に立ち寄り


■ホンモロコの酢漬け。美味かった。


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