令和元年9月23日高室山


■久しぶりに比較的手軽に登れる鈴鹿山脈北部の高室山(818m)へ。R306の佐目トンネル手前の駐車場から反時計回りに南後谷経由で周回。最初は急登でしたが、標高差600m程度ですので1時間30分で頂上までいけました。

頂上からは360°の展望でしたが、今日は雨交じりの曇り空で、やや残念。台風一過の秋晴れを期待したのですが、台風が南からの暖かくて湿った空気を運んできたようです。

■もうずいぶん昔になってしまいましたが、かつては彦根から自転車で杉坂峠を経由して、高室林道の終点近くから自転車を置いて、頂上に立ったことがあります。林道終点近くからは笹藪で、道がどこにあるのかわからず、笹をかき分けながら短い距離なのにようやくのことで頂上に立ちました。

■今回の行程で、笹藪は全くなく、林床にあるのはシダ類がほとんどで、あとは綿毛を付ける花ばかり。増えすぎた鹿が食べない植物が生き残って、さら蔓延っています。頂上から間近には、かつて笹やススキの野原だった霊仙の通称「近江展望台」直下の斜面が無残な姿を見せていました。高室山も植林や自然林がなければ、霊仙の様な無残な禿げ山になっていたでしょう。

■帰りは林道をしばらく歩いて、南後谷に下りて、佐目に戻りました。佐目の集落に入って狭い路地に小さな猫がじっと座り込んでいました。こちらを見ながら動こうとしません。具合が悪い感じでもないので、通り過ぎました。ところが、その後嘘のような悲劇が・・・

■猫と10mほど離れてから、軽自動車とすれ違い嫌な予感がして振り向くと、猫のすれすれを前輪が通り過ぎても猫は逃げません。そして後輪に・・・・

■多分前足かどこかを轢かれて、ギャと叫びながら、近くの大人の猫の側まで飛び退きました。なんで、車が近づいているのに逃げなかったのか、轢いていった車はなぜ気が付かなかったのか不思議でなりません。

■なんとか飛び退いたところをみると致命傷ではなかったようです。飛び退いて大人の猫の近くまで走ったところを見ると軽傷だったのかもしれません。置かれた毛布?の上で丸くなっていました。

■しかし、めったにないことが何で起こるのかびっくりというか、猫もついていないというか。その車は、ほんとに気が付いていないのかそのまま去っていきました。



■今回のコースについて、林道からの最終アプローチで、頂上に出るまでは良いのですが、頂上がドーム状で、下りるときにどこから登ってきたかわかりづらく注意が必要です。今回も間違えた方向に下りかけて、登り返しました。また、高室林道から南後谷へ下りる途中、送電線に沿って開けた場所に出るのですが、その場所を抜けてすぐのT字路で、シダで隠れいて標識があるのに気づかず、T字路を右折して下り気味の道に進んだところ、すぐに道が踏み跡だけになり引き返しました。T字路を左折するのが正しい道でした。標識の周りのシダは刈っておきました。さらにその植林の中の下りも、一部道が不明瞭な場所がありました。

■今日は山の中では誰にも会わず、時々雨が降る寂しい山行。9。3km、3時間45分の行程。


■佐目トンネルの手前に登山者用の駐車場がある。登山届用のポストも。 09:59


■標識に従い尾根に取り付く。


■植林と雑木林が交互に続く。








■雑木林は明るいのに、下層植生が貧弱すぎる。鈴鹿山脈北部はどこもこのような状態。恐ろしい鹿の採食圧。


■平らな植林の台地に出る。


■アサギマダラが舞う。


■高室林道に合流。 10:53


■林道からの最後の登り。植林の中に入っていく。





■かつては笹藪だった。


■シダ類以外に目立つのはこの花


■シダ類が占有する斜面をトラバース気味に進む。


■石灰岩が露出した頂上 11:14


■足下にはカタバミ。


■南側には御池岳。御池岳の広い頂上台地もほとんど禿げ山に。


■鈴鹿山脈の山なみ。


■眼下には休日なのにダンプが行き交う。


■湖東平野。


■琵琶湖に浮かぶ沖島が見える。


■彦根南部の荒神山


■北西には竹生島


■そしてすぐ北には痛々しい霊仙。明るい緑に見えるのはシダ植物。手前の斜面にはススキが生えていたのに。





■下山開始。今にも雨が降りそう。 11:27


■しばらく林道歩き。雨もぽつりぽつり。


■ヒョウモンチョウとアザミ


■メハジキ


■ホオズキ


■なぜかグレーチングの中からゲンノショウコ


■アケボノソウが群生


■標識に従い林道から再び登山道へ。


■暗い植林を抜けると鉄塔の巡視路


■道を横切るロープ。入って良いのかわからないが、入るのが正解。


■シダだらけの伐採地を振り返る。


■突き当たりのT字路にシダに隠れた標識。最初この標識に気づかず下っている方向に右折。10m位で踏み跡だけになり、間違えたと気づく。


■T字路に戻って標識を確認。


■周りのシダを刈っておく。


■T字路を左折して10mほどで下りの道に。


■所々道がわかりにくいところがあったが、急な分、すぐに下山。


■「つかって舎」








■南後谷の町並み。


■ここにもホオズキ








■これは何?


■佐目の集落 13:21


■犬上川北谷の流れ





■子猫がたたづむ。まさか、この後車に引っかけられるとは・・・


■轢かれた後。丸くなっておびえている。かわいそうに。


■十二相神社





■駐車場の周りにたくさん咲いていた花 13:36


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