平成30年6月


30日(土) アロマセラピー体験と八幡掘
■やはり仕事の疲れがたまり、朝5時に起きるつもりが、気が付けば9時過ぎ。情けないなぁと思いながらケータイを見ると知り合いのセラピスト(外部リンク)から近江八幡のRAKUICHIマルシェ(外部リンク)でイベントやっているのでとのお誘い。ようやく昼から動き出して、好奇心もあり出かけました。

■知り合いの女性含むセラピストの女性3人とおしゃべりしながら足裏をマッサージしていただくという自分にとってはかつてない不思議体験をさせていただき、恐縮しながらも楽しませていただきました。しかし、足裏をマッサージするだけで自分の悪いところ・・・鼻炎、肝臓(アルコール!)、胃腸と、すべて言い当てられてしまいました。恐るべし。

■そのあと足取りも軽く、日牟禮(ひむれ)八幡宮と八幡掘を散策しました。そのまま八幡山にも登れそうな勢いでしたが、雷が鳴っていましたので止めました。

■写真一枚目は閲覧注意


24日(日) 夜叉が池とニッコウキスゲ
■ニッコウキスゲが群生するという両白山地南部の夜叉ヶ池とその少し先の通称夜叉丸へ福井県側から行きました。登山道としては岩場を登る岐阜県側からの方が楽しいと思いますが、福井県側は整備された登りやすい道です。

■福井県側からは2度目ですが、ニッコウキスゲの群生を目にするのははじめてで、斜面を埋めるように咲いている姿に想像はしていましたが、感動しました。感動と同時に、伊吹山の瀬戸際のニッコウキスゲを思うと複雑ではありました。登山道から見る植生が豊かな斜面を見ていると、やはり雪の多さがシカの増殖と侵入を拒んでいるのかもしれません。伊吹山もかつては雪の多い山だったはずですが。これも温暖化の影響でしょうか。

■ここにしかいないといわれるヤシャゲンゴロウも元気に泳いでいました。


23日(土) 多賀町で出会った名もない花
■いや、あるんでしょうけど、知らないだけです。石垣に生えていました。


17日(日) さらに2頭追加 AF柵も限界か? 伊吹山の柵内のシカと柵の破損
■今日はドライブウェイで頂上へ。西エリアではグンナイフウロの数が増えて、クサタチバナもたくさん咲いていました。かわいらしいヒメフウロも開花していました。

■東エリアでは、立派なオスのシカが群れを守るように警戒していました。群れには子供もいます。前回から2頭増えて合計6頭を観察しました。

■2重の柵で守られたエリアだけにニッコウキスゲが細々と咲いていました。

■AF柵(参考:山門水源の森シンポジウム)も所々かじられて穴が開いていました。下から持ち上げられて、ペグが抜けているところもたくさんありました。柵の外側にはシカが何とか中に入ろうとしているのでしょう。柵に沿って獣道ができていました。

■今日もDW駐車場のボックスに協力金(300円)を入れさせていただきましたが、これではなかなか対策も追いつきません。前途多難さを感じずにはいられません。


16日(土) 今日の伊吹山と山室湿原の生き物たち
■昨日予期せぬ仕事で、職場に16時半間閉じ込められへとへとで、さらに持病の腰痛再発で今朝なかなか起きられませんでした。山に登る時間も元気もなかったですが、昨日の雨で空気が澄んでおり、麓から伊吹山を眺めてきました。三島池ではカワウがコロニーを作っていました。カワウは枝を折って巣を作ります。さらに、多すぎると酸性の糞が木を枯らしてしまいますので、増えすぎないか心配です。

■さらに、米原市の山室湿原へ移動し、花や生き物を眺めてきました。花は少なかったですがカキランが群生し、弱々しいけれど存在感のあるハッチョウトンボも見られました。小さな湿原ですが、独特の生態系を感じることができる貴重な湿原です。


9日(土) 三重の錫杖ヶ岳
■ちょうど一年前に(もう一年経つんですね。ついこの間のような・・・)鈴鹿山脈の高畑山から鈴鹿市方向へ目をやると青山高原との間の山並みにやや尖って見える山がありました。それが多分今回登った布引山地北端の錫杖ヶ岳(676m)だと思います。

■低山ですが急登や急な岩の下り、痩せ尾根と変化に富んで楽しい山でした。もちろん、こういった山だからこそ油断するととんでもないことになりかねないので注意が必要です。

■山頂はやはり尖った岩の峰でした。視界は360°で、今日は湿り気が多くて霞んでいましたが、素晴らしい眺めでした。ただ、さすがに高畑山のように琵琶湖は見えませんでした。

■下った谷道を降りて安濃川に突き当たりましたが、橋はなく、慎重にわたりましたが、右足が沈没してしまいました。今日の最も難しかった場所。初めから靴を脱げばよかったのですが、横着しました。

■最近仕事で疲れがたまっているせいか、朝4時に起きるつもりが、気が付けば7時でした。その後もなかなか調子が出ず、登山口についたのが、13時前でした。この調子じゃ高い山は登れない。帰りにパワースポットの椿大神社(つばきおおかみやしろ)でパワーを頂いてきました。たまたま巫女様が神様の御前で舞いを舞っておられ、その見事さに見とれてしまいました。


3日(日) 久々に京都の東山あたりを歩きました。
■一番の目的は伏見稲荷大社の稲荷山(233m)でした。まずは浜大津から京阪電車で伏見稲荷駅まで行き、大社へ向かいました。話には聞いていましたがほんとに頂上まで鳥居が続いていました。千本鳥居だけでなく、小さな鳥居や祠がたくさんあって、すべてお参りするのは不可能なくらいでした。

■様々な国の方たちもたくさん来られていました。あまりにたくさんの人で、落ち着いて参拝するのは難しかったのですが、その辺は割り切って、観光客として壮観な風景を楽しませていただきました。

■稲荷山下山後は、適当に京都周回トレイルなどを利用し、清水山(242m)を経由して、丸山公園に下山しました。その後八坂神社に参拝し、四条通の雑踏を避けつつ京阪三条駅から浜大津に戻りました。この辺り、育った大阪市内と違って、自然と町が隣り合わせに在る雰囲気が好きで学生の頃山沿いに町中をよく歩きました。トレイルは今回初めてです。
4条通りの雑踏を避けて京阪三条駅へ。 3日終

2日(土) 3頭ではなかった。1頭+α追加@伊吹山
■前回東遊歩道エリアで3頭のシカを確認しましたが、やはり3頭ではありませんでした。1頭追加です。隠れ場所としてのオオイタヤメイゲツ林など灌木帯が曲者です。まだまだ潜んでいそうで不安です。さらに、アナグマ(ムジナ)も人目を気にせずエサを探していました。

■シカの影響については、8合目くらいまでの斜面一面でイブキガラシの大群落ができていることでも分かります。イブキガラシはシカの忌避植物です。その他の植物がシカに食べられて、そのあとにイブキガラシがどんどん入り込んで、数年のうちにこのような状況になってしまったと考えられます。

■イブキガラシは菜の花のようにも見え、「きれい」という声も聞こえてきました。しかし、上位の捕食者が異常に増え、生態系を構成する種類の単純化が進んでしまった例といえます。

■シカ防護柵を境に、その内外で、シカが自由に行き来できる外側でイブキガラシが多く、内側で少ないことからもシカの影響といって間違いないでしょう。

■その他、9合目までの登山道で、正規の登山道をショートカットする道がいくつかできていました。踏み固められて、正直登山道に見えてしまいます。伊吹山ではショートカットする道は基本的にありません。コーナー手前で二股に分かれていたら、短くて急な方は登山道ではありません。見た目登山道そのもので無理はないのですが、ご注意いただけたら幸いです。

■シカを完全にシャットアウトできている(多分)西遊歩道エリアでは、グンナイフウロがたくさん咲いていました。これを見ると安心します。伊吹山の植生が特徴的であることの一つの象徴ですから。


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