平成29年8月27日かっとびいぶきの日


■花の移り変わりは早くて、伊吹山の代名詞シモツケソウもほとんど終わりです。日差しは強かったのですが、頂上では半袖でジッとしていると肌寒いくらいでした。

■今日は「かっとびいぶき」(トレランコンペ)の日と重なってしまいました。そういえば暑い時期に開催されるんでした。伊吹山に近づいて車だらけの異様な雰囲気で気づきました。もう少し涼しい時でもいいような。終盤に防災ヘリで運ばれる人もいました。熱中症かもしれません。

■それにしても1000人以上が参加されるので、その中でぷらぷら登っていると大変です。かつて巻き込まれて、次々と選手が登ってくる中、とても落ち着いて登ることができませんでした。選手にとっても一般登山者は邪魔だと思います。登って来られるまでに何とか頂上まで行かないとと思い、頑張ってしまいました。登山口から1時間58分で三角点まで。

■登山道の途中、スタッフに米原市役所の知り合いの職員もおられ挨拶しました。中には20リットルの給水用のポリタンクを担いで登っておられる方もいて、スタッフも本当に大変だと思います。

■登頂後、東遊歩道でのんびり「ミツバフウロ?」を写していると、同じように写していた人が「これ何かわかる?」と。「ミツバフウロですね」と自信満々答えると「ゲンノショウコだよ」と。「ミツバフウロは・・・・」とご説明いただきました。でも、私にはミツバフウロに見えるのですが。葉の形や細かい毛があまりないところなど。どっちが正しいのかわからず、「フウロソウは似てますね」とごまかしました。本当はどっち? 「北海道にはエゾフウロというのもあるよ」とおっしゃったので、「解説書に伊吹山で多いフウロソウはエゾフウロと書いてあったのですが」などと話していると、その方によると巷の解説書はいい加減だからわからないらしいです。私ももう少し(もっと?)勉強が必要のようです。

■こうして、時には見知らぬ人との会話を楽しみ、のんびりと花を写しながら東〜西遊歩道を巡回している内に、「かっとび」もほぼ終盤に近づき、落ち着いて下山することができました。防災ヘリがピックアップしていたのはその下山中の8合目でした。

■三合目からの伊吹山


■よく見ると保守作業をされています。これも厳しい仕事。


■六合目を過ぎた辺り。かっとびのスタッフが水が入ったポリタンクを担いでおられる。


■雲はまだ夏の名残の雰囲気


■八合目の休憩ポイント。かっとびの給水所になっていました。


■頂上付近。よく見るとピンクの着ぐるみ?の人


■白山も大きく(ズーム)。


■雲から顔を出す御嶽。





■天高く・・・


■イブキフウロ?


■イワアカバナ


■フジテンニンソウとハナバチ


■サラシナショウマとキアゲハ


■イブキトリカブト


■琵琶湖の眺望





■ミツバフウロと思って撮っていたら、同じように写真を撮ってる人から「何かわかる?」「ゲンノショウコ」だよと。

■やっぱりミツバフウロと思うけど。


■毛深くないし。でもこんな他愛ない会話も楽しい。





■サラシナショウマ


■花を一つ一つ眺めてみる。


■マルバダケブキ


■かっとびの上位の人達が下りのバスに向かっておられます。


■今日はかっとびの勢いに負けてシカは隠れてる?


■かわいらしいクサボタン


■花が少なくなったルリトラノオとイチモンジセセリ


■キオン


■セリの仲間?


■花びらが落ちるとちょっと怖い。


■キンミズヒキ?


■ヒメフウロ


■琵琶湖北部


■実験区のシモツケソウも花びらを落として。


■可憐なツリガネニンジン


■アキノキリンソウ


■西遊歩道


■右の正面登山道からはかっとび参加の人達。


■風は秋。


■かっとびゴール地点。


■お疲れ様でした。


■滋賀県の黄色い防災ヘリが旋回。


■訓練かと思いましたがどうも違うようです。


■ツマグロヒョウモン


■下山開始


■眼下でホバリング。ただごとでなさそう。


■収容されるゼッケンを付けた人。どうぞご無事で。


■長浜方向へ。


■鳶とはちがう鷹(尾羽が扇状)が上昇と急降下を繰り返していました。





■サカハチョウ(夏型)





■こちらにも救急車


■ボタンヅル?


■三合目のハクサンフウロ


■キセワタ


■コオニユリ


■杓子の森と白山神社の鳥居


■一合目のモジズリ(ネジバナ)。ありふれた花ですが可憐です。ランの仲間。


■「ブルースカイ」さんによるパラグライダースクール。


■林道脇のキツネノカミソリ


■クサギ?


■センニンソウ


■ミゾソバ


■ゲンノショウコ


■ヒヨドリバナ?


■?


■? 小さなタコのよう。


■?


■マルバルコウ


■一合目からは林道を使いました。林道でも色々な草花に出会えます。見てるだけでも楽しいのですが、名前や特徴が分かればもっと楽しいでしょうね。


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