令和4年8月6日 シモツケソウ再生試験区


■前回に今年の伊吹山のシカによる食害がこれまで以上に酷いことがわかりましたが、シモツケソウが満開になる時期に再生試験区を見てみたいと思いドライブウェイを使って見に行きました。今回は変則的にDW駐車場から西遊歩道経由でシモツケソウ再生試験区を見た後、9合目から正面登山道を5合目まで下りて、さらに登り返して頂上から頂上、再び西遊歩道で駐車場に戻るという登り方をしてみました。


■シカが立ち入れないDWの人工崖は植生がやや豊か。ただし、急斜面で、土壌が薄くても大丈夫な植物。



































■西遊歩道エリアへ


■シカが食べないキオンは増えている





■固有種のルリトラノオも非常に少ない。


■西エリアの一角に群生











■温暖化で増えたと言われるアカソも元気がない。


■低木のシモツケ


■西エリアの柵内のさらにスポット防護柵で守られた締め付けそう再生試験区。


■ここではイブキトラノオも残っている。十数年前にはたくさんあった。



































■かつての伊吹山の夏を彷彿とさせるのはもはやここしかなくなった。



■一旦正面登山道9合目から5合目に下りる。シカが食べないイブキジャコウソウが荒れた斜面に残っている。シカの踏み荒らしや土砂流出で今後どうなるか。


■草がなくなり、土砂が流出している正面登山道付近の斜面





■NPO法人霊峰伊吹山の会様が定期的に登山道の補修を手作業で行ってくださっている。


■しかし、補修をしてもいたちごっこ


■登山道かどうかもわかりにくい場所も出てきた。


■風景は雄大なのだけれど。





■表土が流れて昔の瓶が出てきた?


■シカがかくれている。


■5合目まで下りてから再び登攀


■頂上の山小屋の周りにあるイブキジャコウソウ





■わずかにイブキフウロが残っていた。











■ふたたび再生試験区


■ワレモコウ




















■DW駐車場の崖。クガイソウが窮屈そう。しかし、ここならシカに食べられない。今年は再生実験区と崖意外に特に花が少なかった。来年はどうなるだろう?



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